work と job の違い

今回の日本人の間違いやすい英語は、『 work と job の違い 』 についてです。


work と job は両方 『仕事』 訳すことができます。

では、work と job はいったいどのように違うのでしょうか?


いきなりですが、問題です。 下線には work と job のどちらが入るでしょうか?

「 自分の仕事、好きですか?」

Do you like your ____ ?


まず、文法的なことを言えば、次のポイントがあげられます。

work は普通、動詞としても名詞としても使われ、「仕事」 と言う意味で使われる時は数えられない名詞です。
job は通常、名詞として使われ、数えられる名詞です。


では work と job の意味はどのように違うのでしょうか?

2 つの単語ともいろんな意味がありますが、「仕事」と言う意味では次のように違います。

work は働くという activity(労働)や働く場所のことを指しています。[ General ]
job はひとつひとつの作業・業務内容やポジションなどを指しています。[ Specific ]

例えば、

Monica works in a restaurant.

と言った時、これだけでは Monica がウエイトレスなのか料理人なのかはわかりません。


もし料理人なのであれば、

Her job is cook.

と言うことができます。


ですので、誰かと仕事の内容について話す時は通常 job を使います。

「自分の仕事、好きですか?」 と言いたい時は、仕事の内容について話しているので、

Do you like your job?

のように job を使うのが普通です。


その他にも 「仕事を探している」 のであれば、ポジションを探しているので、

I’m looking for work ではなく、I’m looking for a job のように job を使います。


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