speak と talk の違い
今回の英語のニュアンスは日本語で 「 話す 」 と訳される、speak と talk の違いについてです。
下の例文を見てください。
- May I talk to you?
- May I speak to you?
この 2 文、どのように違うでしょうか?
speak と talk の違いはそんなに大きくありません。
talk は相手がいて会話をするニュアンスです。 自分のみならず、相手も話す、コミュニケーションをするイメージです。
speak は相手を意識せず、自分が話す・発言するということに焦点がおかれています。
ですので、聞き手がいなかったり、大勢の人の前で話す時は speak を使います。
例えば、大統領演説には talk ではなくspeak が使われます。
また、speak のほうが talk よりもフォーマルだと言われています。
speak が使われる時は talk よりも真剣に話しているような印象を与えます。
では、最初の例文を見てみましょう。
- May I talk to you?
- May I speak to you?
1 番の文は、talk が使われているので、普通に相手と会話がしたい。
2 番の文は、speak が使われているので、よりフォーマルで、まじめに話しがある、という感じだと思います。