some と any のニュアンスの違いと使い分け
some と any はどちらも 「いくらか」 というような意味で使うことができる単語です。
今回はそのニュアンスの違いと使い分けに注目してみましょう!
some と any の基本的な使い分け
まずは、some と any の基本的な使い分け方を見てみましょう。
肯定文では some を使う。
- She needs some help.
否定文や疑問文では any を使う。
- She doesn't need any help.
- Does she need any help?
some と any の隠れた意味を含んだ使い分け
肯定文でも意味的に否定の時は any を使う。
- My account has been disabled without any reasons.(理由はなかった)
- She refused to take any responsibility. (責任をとらなかった)
疑問文で some が使われている時は、期待する答えが Yes。
疑問文で some が使われている時は、質問している人が Yes の答えを期待している時です。
- Would you like some coffee?
- Could I have some coffee, please?
ですので、相手に 「~はいかがですか?」 と食べ物や飲み物などをすすめたい時には some を使うと良いですね。
そして Could I have some coffee, please? とお願いするのは、相手があなたにコーヒーを出してくれるのがおかしくない状況で使いましょう。
ちなみに something/anything、somewhere/anywhere、somebody/anybody は some/any と同じように使い分ければ OK です!