a lot of と plenty of の違いと使い分け
今回は英和辞典でどちらも 「たくさんの」 と訳されている a lot of と plenty of の違いに注目してみましょう。
a lot of はお馴染みで、数や量などが多い時に良く使いますね。
plenty of も a lot of ほどではないですが、日常的によく使われる表現です。
今回は a lot of と plenty of の違いについてご紹介します。
a lot of も plenty of も、たくさんあることには変わりないのですが、 Plenty of のほうは 「十分な量かどうか」 という観点が入ってきます。
a lot of は、何かの数や量がたくさんある時に使われます。
plenty of は、何かの数や量が、十分足りているか、それ以上ある時に使われます。
英英辞典で、a lot of では a large amount or number of people or things のように定義されています。
それに対して plenty of のほうは an amount that is enough or more than enough や an adequate or more than adequate number or amount of something のように、enough や adequate のような十分かどうかを表す言葉が含まれています。
例えば、2 時間、空いた時間があるとします。
a lot of time ではないかもしれませんが、昼寝をするという観点で考えるとしたらたくさんの時間 plenty of time (to take a nap) と言えるかもしれません。
日本語の 「たっぷり」 の定義は Google によると 「1. あふれるほど、たくさん。十分。 2. 十分で、まだ余り・ゆとりがあるさま。」 で plenty に似ています。
ですので、plenty of は 「たくさんの」 より 「たっぷりの」 と訳したほうがしっくりくるかもしれませんね!