アメリカ大学院の修士プロジェクト
カリフォルニア州立大学フラトン校のコンピューターサイエンス専攻での、 Master プログラムの最後のクラスは修士のプロジェクト (MS thesis/project) です。
修士プロジェクトについて
まずは自分を受け入れてくれる教授探しから始まります。 自分のやりたいことに合った分野を専門としている教授を探して、 修士プロジェクトの担当教授になってくれるようにお願いをします。
みんなだいたい授業を受けている間に、 「 この先生がいいかな? 」 と決めていく感じです。
研究テーマは教授にもよって、自分の好きなことをやらせてくれる教授や、 教授がやっている研究の一部をプロジェクトにしたりと様々です。 日本の大学院とそんなに変わらないかもしれません。
学期の最後にはペーパーを提出し、教授達の前でプロジェクトの成果を発表します。 教授達がサインをくれれば project の単位がもらえます。
私の修士プロジェクト
私の場合は興味があった分野が Machine Learning とData Mining でした。
Bio Informatics の先生にもお誘いをいただいたのですが、 仲が良く、アルバイトもさせてもらっていた、Web Programingの先生が Machine Learning とData Mining を使った研究をしていたので、 その先生に担当をお願いすることにしました。
論文のタイトルは 『 Financal Forecasting using Support Vector Machines 』です。
サポートベクターマシンはコンピュータに学習させて識別させる方法のひとつです。
この研究では過去のストックマーケットのデータをサポートベクターマシーンを使って学習し、 この先の動きを予測するというプロジェクトでした。
私はもともと研究がやりたかったので、プロジェクトは楽しかったです。
最後にはOutstanding Graduate Project Award をいただけて、とても良い思い出になりました。
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