Collocation (コロケーション)とは?

みなさん、Collocation (コロケーション) ってご存知ですか?

ネイティブのような自然な英語を話すためには Collocation (コロケーション)の知識がとても大切になってきます。


Collocation (コロケーション) とは

Collocation (コロケーション)とは、通常一緒に使われる単語と単語のつながりのことで、

日本語では、よく 「 連語関係 」「 語の配列 」のように訳されています。


日本語の Collocation (コロケーション) の例

例えば、日本語のCollocation (コロケーション)について考えてみましょう。


日本語では、「服」 を身につけるときには 『着る』 という動詞を、

「帽子」 を身に着けるときには 『かぶる』 という動詞を使いますよね。


英語ではどちらも wear や put on という動詞を使うことができるので、

日本語を学んでいるアメリカ人は間違って 「帽子を着る」 と言ってしまうかもしれません。


意味は通じますが、日本人からすると不自然で、

そのひとことで日本語が第一言語ではない、とわかってしまいます。

英語の Collocation (コロケーション)

英語でも同様です。 Oxford Collocations Dictionary の What is Collocation? には次のように書いてあります。

Collocation is the way words combine in a language to produce natural-sounding speech and writing. For example, in English you say strong wind but heavy rain. It would not be normal to say heavy wind or strong rain.
Oxford Collocations Dictionary より抜粋


日本語では雨や風がすごい時に 「 強い雨 」 「 強い風 」 と言いますが、

英語では wind には strong を、 rain にはheavy を使うのが自然な言い方です。


それを逆にして heavy wind、 strong rain のように言ってしまうと、

意味は通じるかもしれないけれど、ネイティブの人は言わない不自然な言い方になってしまうのです。


このように、本当にナチュラルな英語を身につけたいのであれば、

Collocation (コロケーション)の知識がとても大事になってきます。

このサイトでは使える Collocation を選んでご紹介していきたいなと思っています!



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