学生が教授を評価する ~ Evaluation
アメリカの大学では、学生が先生を評価するするシステムがあります。
私が通っていた学校では学期に一度、以下のような感じで行われていました。
授業のはじめに、取りまとめてくれる学生のボランティアをつのり、その学生に頼んで、先生は部屋に帰ります。
評価のためのアンケート用紙と鉛筆が配られるので、学生は名前を書かずに、教材について、先生の知識レベル、授業の進め方など、 たくさんの項目について、5 段階で評価します。
自由に意見を書く欄もあります。 用紙は取りまとめを引き受けた学生が集めて、事務所に直接持っていきます。
この評価があまりにも悪いと、解雇されるなんてこともあるそうです。
日本の大学に通っていた頃は、 先生が授業に遅れてきたり、授業が早く終わったりしたことが多々あったのですが、 私が通っていたアメリカの大学では、そんなことがほとんどなかったのは、 この Evaluation のせいかな?
とにかく、学生に評価されるとなると、先生もあまりいい加減な授業はできないので、 授業の質も上がって、良いシステムだな~、と思いました。
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