『 主語 + is + 形容詞 』 と 『 主語 + is being + 形容詞 』 の違い

今回は 『 主語 + is + 形容詞 』 と 『 主語 + is being + 形容詞 』 と言った時の、

ニュアンスの違いについて注目してみたいと思います。


例えば、次の 2 つの文はどのように違うでしょうか?

1. He is selfish.
2. He is being selfish.


1 番と 2 番では、少なくとも話し手が思っている 「 彼 」 の性格は違うはずです。

2 つの文の意味は以下の通りです。


He is selfish. ⇒ He is selfish generally, not only at the moment.
He is being selfish. ⇒ behaving selfishly at the moment.
* Grammar in Use Intermediate ,P 8 より抜粋。


『 主語 + is + 形容詞 』 と言った場合、その主語の性質を表して、

いつもそうである。 という感じになります。


一方、『 主語 + is being + 形容詞 』 と表現したときには、

『 主語 + is behaving + 形容詞 』 / 『 主語 + is acting + 形容詞 』 と同じ意味になります。

ですので、ずっとではなく 「 その瞬間にそうであった。 」 という意味合いが強くなります。


では、問題です! 次の下線に入るのは、 “is” でしょうか、 “is being” でしょうか?

1. I can't understand why he ___ so selfish. He isn't usually like that.
2. You'll like Monica when you meet her. She ____ very nice.


1 番は普段はそうじゃないと言っているので、 is being が正解、

2 番は彼女の普段からの性格について述べているので、 is が正解です!



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