smart と clever の違いと使い分け

今回は日本語ではどちらも 「賢い」 と訳すことのできる smartclever の違いに注目してみましょう。

smart と clever の違いと使い分け


この smart と clever ですが、イギリス英語とアメリカ英語で使われ方に違いがあります。

ここではアメリカ英語での smart と clever の違いについてご紹介します。


まず smart は、一般的に勉強ができて頭が良く、いろんな知識を持っているような人に使われます。

intelligent と同じような意味ですが smart のほうが intelligent よりもカジュアルな言い方です。

ですので、素直に 「頭がいい」 「賢い」 と言いたい時には smart を使うほうが適切だと思います。


一方、 clever のほうはシンプルな頭の賢さというよりは、次のような賢さに使います。

  • 問題があった時にパッと解決策が思い浮かぶ
  • 奇抜なアイデアが浮かぶ
  • ぱっと気の利いたこと言える
  • 要領よく立ち回れる

また、clever にはずる賢いというニュアンスが含まれることがあります。

そのため You are so clever! と言われても、素直に喜んでいいのかわからない時もあります (^^;


「 賢い 」 と人を褒めたい時には、その人のどういう部分を褒めたいのかによって、smart と clever を使い分けてくださいね!

そして、clever の方を使う時は、含まれるニュアンスもふまえて、気をつけて使ってください。


最初にも言いましたが、これはアメリカ英語での smart と clever の違いです。

イギリスでは clever を一般的な intelligent の意味で使われることが多いようですので、そちらも気をつけてみてくださいね。


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